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投資と投機の違い


前回の記事では、3通貨ペアの投資収益率および資本金をみてきました。
今回の記事では、掛けていい資本金の考え方について書いていきます。

掛けて良い資本金を考える上で、リスクマネーを理解する必要があります。
よくリスクマネーの考え方は、様々な本に書かれていますが、
このブログでは、リスクマネーを下記のように定義します。

①投資して、失っても生活に困らないお金
②損をした際に、冷静でいられる程度のお金

上記の理由としまして、
①は当然のことですね。
②に関しては、投資をしている際に、キャピタルゲインを毎日気にしているようでは、
投資に対する考え方が鈍ってくるどころか、
次なる投資への冷静な判断を損なう恐れがあるからです。

そこで、資本金は投資した直後に、投資金が0円になっても、
冷静でいられる程度のお金であるべきなのです。

宝くじを買われたことがある方なら実践されていると思いますが、
300円宝くじ10枚購入しても、返ってくるのは300円です。
これは3,000円のうち、2,700円を失うことを意味します。
これは、2,700円を失っても、生活に困らないし、
失った後も、冷静でいられるお金となります。
つまり、宝くじを10枚買うときのリスクマネーは2,700円であることを意味します。

宝くじと投資とは別物ですが、
お金の感覚をこのようにして、
常日頃意識していくことが大切です。